自作キーボード~最速を求めて~
こんばんは
じゅにゃ@junya28nyaです。
インターンのポートフォリオのURLをTOPページにした関係で、現在本アカのブログに記事を追加できないため、新しく作ったIDで投稿してます。
今まで作ったものはこっち↓
この記事は「自作キーボード #3 Advent Calendar 2018」の7日目の記事です。
昨日は英さんの記事でした。自分はレジンの扱いが下手なので尊敬します!
最速のキーボードを考える
さて、現存する入力方法で最も早く入力する手段はqwertyキーボードだと思われ、早い人はしゃべるよりも早く入力できます。
では、qwertyキーボードの課題は何か
ポジション移動による時間のロス
フルキーボードには100を超えるキーがあります(指は100本もない)
当然、1本の指が複数のキーを担当せねばならず、指の移動が必要になってしまいます。これがタイムロスに繋がってしまいます。
1文字に対して1指。9指の遊びができている
1つの文字を入力しているときは、残りの9本の指は文字の入力に関わっていません。
これはもったいない。
以下の改善の必要がありそうです。
- ポジション移動をなくす
- なるべく多くの指を効率的に利用
この2点を改善したキーボードを開発したら、より早い入力が可能なキーボードが誕生しそうです。
作ってみた
改善点をもとに作ってみました。
名付けて「バイナリキーボード」
ちゃんとエルゴノミクス設計
入力方法
- キーは全部で7つ!
- バイナリでアスキーコードを入力!
- バイナリの各ビットに対応するキーを同時押しして入力します!
使用動画
【バイナリキーボード】
— じゅにゃ@11/22同人ハードウェアmeetup (@junya28nya) 2018年12月7日
ASCIIコードを7つのボタン(7bitに対応)で入力するキーボード
ポジション移動がいらない!! pic.twitter.com/Px4zoJX2Na
(10分くらい練習しました...)
課題の解決
ポジションの移動
キーは7つ。ポジションの移動はありません!
なるべく多くの指を効率的に利用
「o」や「w」の入力には6本の指が必要です。稼働率の高さ!
新たに生まれた課題
学習コストの高さ
規則性はあるとはいえ、ASCIIコードをすべて覚えるのは大変そうです。覚えても指が付いてこない。
同じ指で連打することの大変さ
交互連打より縦連が難しいことは、ときめきエスカレートが証明済みだった。
まとめ
バイナリキーボードは人類にはまだ早そう。
やっぱり、qwertyキーボードが最高!
バイナリキーボードは、ASCIIコードの規則性、文字をコンピュータがどう解釈しているかを学ぶ教材として使う分には良さそう。
人間よりコンピュータに寄り添ったキーボードです。
さぁ!みんなでコンピューターのきもちになるですよ!
(この記事を「バイナリキーボード」で書くことはできませんでした。)